2016ホンダF1第5戦スペインGP放送時間?アップグレード投入?!
マクラーレン・ホンダは、F1ロシアGPでフェルナンド・アロンソが6位、ジェンソン・バトンが10位でフィニッシュして今シーズン初のダブル入賞を果たしました。
また、F1第5戦が行われるスペインGPは、マクラーレン・ホンダによりフィットしたサーキットであるカタロニア・サーキットで行なわれますので期待したいところです。
今回も、2016ホンダF1第5戦スペインGPのTV放送時間と共にお伝えしていきます。
ホンダF1 第5戦 スペインGP TV放送時間
CS放送フジTVNEXT F1第5戦 スペインGP放送時間
- 【フリー走行1】05/13(金) 16:55~18:40
- 【フリー走行2】05/13(金) 20:55~22:40
- 【フリー走行3】05/14(土) 17:55~19:10
- 【予選】 05/14(土) 20:50~22:20
- 【決勝】 05/15(日) 20:30~23:50
*フジTVNEXTはすべて生中継となります。
尚、残念ながら昨年まで放送されていた無料放送「BSフジ」では、F1中継は行われませんので注意して下さい。
大幅なアップグレード投入!ホンダのトークン使用はなし?!
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエ氏は、F1スペインGPに大幅なアップグレードを投入すると語っています。
しかし、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介氏は、「ICEとERS。それらが改善のために最も集中しているエリアです。我々にはメルセデスとフェラーリと比較して14トークンあります。ですが、我々はまだ制限されています。戦術的な観点で言えば、小さなステップのためにトークンを使いたくはありません」と語っています。
さらに、「我々は小さなステップアップだけのためでなく、もっと効果的にトークンを使用したいです。ですが、どうなるかはわかりませんし、開発の正確な結果を非常に慎重に見ていく必要があります」とも語っています。
ですので、現段階ではホンダパワーユニットに関してはトークンを使った大幅なアップグレードの投入は今のところなさそうですが、マクラーレン側からの空力パーツによるアップグレードがあるのではないでしょうか。
今回のスペインGPは、多くのチームがアップグレードを持込む予定ですし、ヨーロッパラウンド開幕となることから、今シーズンにおける本当の実力を発揮してくるチームがほとんどです。
なので、マクラーレン・ホンダMP4-31も何らかのアップグレードがあるのは確かですね。
ホンダパワーユニットは燃費に問題あり!
前回のロシアGPでは、予選での戦いと共にレースペースにも問題を抱えていましたね。
ホンダのパワーユニットは燃費が良くないために、ソチのような燃料に厳しいサーキットにおいてはパワーユニットのパワーをセーブしなければならないようです。
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエ氏によると、このレースで燃料セーブのために約50秒が犠牲になったと語っています。
また、このことはホンダパワーユニットの燃費の悪さが原因だとも語っています。
さらに、エリック・ブーリエ氏は「フェルナンドは、片目で常に、燃料計を見ていなければならなかった。しかし、レース終盤にはなんの制限もない中で、フェルナンドは数周にわたって非常に速いラップタイムを叩き出した。これは、もし彼がレース全体を通してフルの速さで走ることができていれば、どれだけのことを達成し得たのかを示すものだ」
ホンダパワーユニットは現状、今シーズンのサーキット内においてメルセデス、フェラーリに次ぐパワーユニットだとされていますが、そのポテンシャルをフルに発揮できていません。
ICE(内燃機関)のパフォーマンスをアップさせるためにも、燃焼効率を改善させなければなりません。
また、予選でのエンジンパワーも含めてのアップのグレードにトークンの使用があるのではないでしょうか。
スペインGPから始まるヨーロッパラウンドは、よりマクラーレン・ホンダにフィットしたサーキットが続きますから期待したいところですね。