2020ホンダF1ベルギーGPアップデートで降格Pもフェラーリに匹敵!?

2020年のF1GPですが、約1ヶ月のサマーブレイクを挟んで、いよいよ今週末に後半戦のスタートですね。

前回お伝えしたように、ホンダパワーユニットは大幅なアップデートを行ったようですね。

しかし、このホンダパワーユニットの大幅なアップデートにより、ベルギーGPでは2台のマクラーレン・ホンダに降格ペナルティが課せられるようです。

そこで今回は、ベルギーGPでのマクラーレン・ホンダの降格ペナルティ問題とホンダパワーユニットのアップデートなどについてお伝えしてみようと思います。

 

ベルギーGPでのグリッドペナルティは確定!?

以前より、このベルギーGPからのホンダパワーユニットの大幅なアップデートがあるようだとは言われていましたが、やはり事前の予想通り大幅なエンジンアップデートがあったようです。

今回のホンダパワーユニットのアップデートにより、ジェンソン・バトンは7基目のパワーユニット使用による5グリッドの降格ペナルティのようです。

さらに、フェルナンド・アロンソに至っては10グリッドの降格ペナルティを受ける模様ですね。

2人のドライバーにとっては、厳しい降格ペナルティとなりますが、今回のベルギーGPが行われるスパ・フランコルシャンサーキットは、1周7Km以上と長く、さらにエンジンパワーがものを言う屈指のパワーサーキットとして有名です。

ですので、これまで信頼性重視のセッティングであったホンダパワーユニットですが、このベルギーGPからはエンジン出力重視のセットアップで挑むようですね。

 

ホンダパワーユニットの出力はフェラーリに匹敵か!?

Honda F1今回のF1GP夏休み期間中に行ったホンダパワーユニットのアップデートは、内燃機関、燃焼室、インテーク、エキゾーストレイアウト、ギアトレインシテムの変更と大幅なアップデートが行なわれた模様です。

この、大幅なホンダパワーユニットのアップデートにより得られる出力は、フェラーリに匹敵するほどだと言われています。

このような大幅なアップデートを行った背景には、これまでのマクラーレン・ホンダは信頼性重視のためにフルパワーでの走行がなかったのですが、前回GPのハンガリーでのホンダパワーユニットのフルパワーでの走行がレースを通して行なわれたことと共に、満足できる結果が得られた事が大きかったのではないかと思います。

前回のハンガリーGPでは、既存のホンダパワーユニットルノーパワーユニットを上回っていました。

そして、今回の大幅なアップデートでは、フェラーリに迫るのではないかと期待がかかるところのようです。

今回は、3つのトークンが使用されましたが、ホンダパワーユニットには4つのトークンが残されているようですね。

ですが、今回の大幅なアップデートの後は、それぞれのGP毎での細かなアップデートに使用されるでしょうから、ベースとなるのは今回のベルギーGPで投入されるニュースペックエンジンとなるでしょう。

これまでの信頼性重視から出力重視へと、ホンダパワーユニットの今回の大幅なアップデートにより、本来のホンダパワーユニットのポテンシャルが試されるレースとなるでしょう。

今シーズンF1での、マクラーレン・ホンダの後半戦の戦いのスタートとなるベルギーGPは、今後のマクラーレン・ホンダを占う意味でも、見どころの多いレースとなってきたのではないでしょうか。