2015ホンダF1第9戦イギリスGP放送時間?ペナルティは持ち越しか!?
前回のオーストリアGPは、そのコースレイアウトからマクラーレン・ホンダにとっては苦戦を強いられる戦いとなるのは戦前の予想でも分かっていたのですが、まさかの2台とものリタイヤとなってしまいました。
さらに、このオーストリアGPではマクラーレンからの新たな空力パーツの導入にともない、そのデータ収集のためにも大事なレースだったのですが、その新たな空力パーツを搭載したアロンソがオープニングラップでクラッシュ!加えて吸気系のトラブルでバトンもリタイヤとなってしまい、思うようなデータも得られなかったマクラーレン・ホンダですが、今回のイギリスGPではどのような戦いをみせるのでしょうか。
今回は、F1第9戦のイギリスGPのTV放送時間とともに、マクラーレン・ホンダに課せられたペナルティ問題と合わせてお伝えしていきます。
ホンダF1 第9戦 イギリスGP TV放送時間
BSフジ F1第9戦 イギリスGP放送時間
- 予選:7/4(土)24:00~25:00
- 決勝:7/5(日)23:30~25:10
CS放送 フジTV NEXT F1第9戦 イギリスGP放送時間
- フリー走行1:7/3(金)17:55~19:40
- フリー走行2:7/3(金)21:55~23:40
- フリー走行3:7/4(土)17:55~19:40
- 予選 :7/4(土)20:50~23:00
- 直前生中継 :7/5(日)20:30~20:50
- 決勝 :7/5(日)20:50~23:50
*フジTV NEXTは全て生中継です。
マクラーレン・ホンダのペナルティは持ち越し!?
予想外の2台ともリタイヤに終わったオーストリアGPでしたが、このオーストリアGPで消化するはずだったマクラーレン・ホンダに課せられたペナルティが、今回のイギリスGPにも持ち越されるの確実なようです。
というのも、オーストリアGPでのフリー走行からホンダエンジンに問題が発生したために、1シーズン4基までとされているエンジン数が、今回のパワーユニットの交換がバトンとアロンソ合わせて6基目の使用となったことから、2人合わせてのペナルティが50グリッドの降格という厳しいものに。
当然、このペナルティは予選結果だけでは消化されることはないために、オーストリアGPのレース序盤でバトンとアロンソ共にドライブスルーペナルティとストップ&ゴーのペナルティが課せられていたのですが、ご存知のように早々と2台ともレースを去ったことから、このペナルティはオーストリアGPでは消化されませんでした。
ですので、ドライブスルーペナルティとストップ&ゴーのペナルティはシルバーストーンへと持ち越されることでしょう。
マクラーレン・ホンダ陣営は、パワーユニット載せ替えによるペナルティをオーストリアGPで消化させ、今回のシルバーストーンサーキットは、マクラーレン側からの軽量シャーシや空力パーツのアップグレードでの十分なデータ収集のためのレースとの位置づけであったはずです。
その先のハンガリーGPは、そのサーキットレイアウトから、よりマクラーレン・ホンダ向きと言われることからも、前回のオーストリアGPでのペナルティ消化が出来なかったことは非常に痛い結果となりましたね。
このようなことからも、マクラーレン・ホンダのイギリスGPでのポイントゲットは非常に厳しいと言わざるをえないのですが、今回のイギリスGPを境にマクラーレン・ホンダのパフォーマンスが上がるのは間違いないでしょうから、シルバーストーンでは2台揃って完走することが、その先のハンガリーGPでのパフォーマンスへとつながっていくことでしょう。
次戦ハンガリーGPでは、トークンを利用して大幅にバージョンアップしたホンダパワーユニットの搭載が予想されていますので、今回のイギリスGPではシャーシ面でのアップグレードの成果を見極めるGPとなるのではないでしょうか。